新1万円札発行の“前夜祭” 渋沢栄一の地元・埼玉県深谷市では記念館前に縁日やカウントダウンでお祝いムード

いよいよ7月3日、20年ぶりに新紙幣が発行されます。

新紙幣の発行で、恐らく今一番盛り上がっているとみられる埼玉・深谷市は、
「新1万円札」の顔となった渋沢栄一さんの生誕の地です。

新紙幣発行の前日、深谷市の記念館前には「祝一万円札」と書かれ、その脇では縁日が行われています。

縁日には多くの子供たちが集まり、この縁日は2日午後9時まで行われます。
また、キッチンカーは午前1時まで開かれ、日付が変わる瞬間も祝おうという態勢が見受けられます。

渋沢栄一さんの雅号が「青淵」ということで、青にちなんで記念館の周りは青が取り巻いていました。

発行開始まで「あと1日」というカウントダウンボードや、「新1万円札発行カウントダウン」イベントが行われるという会場もあり300席が用意されています。

真ん中のステージには大きなくす玉があり、日付が変わったタイミングでくす玉が割られる予定です。

市民の人からは「一生に一度の出来事だ」といった強い意気込みが聞かれました。

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