テイラー・スウィフト、「...Ready for It?」を使ったシモーネ・バイルズの体操演技に反応

先週米ミネアポリスで開催された体操競技の全米五輪選考会の初日に、シモーネ・バイルズ選手がテイラー・スウィフトの「...Ready for It?」を使った床演技を披露したことを受け、テイラーがXで反応した。

現地時間2024年6月28日に行われた選考会で、バイルズは2017年の『レピュテーション』に収録されているこの楽曲の出だし30秒とともに演技を開始し、力強くポーズを決めた後、アナウンサーが“全世界で最も難しいタンブリング・パス”と評したトリプル・ダブル・フリップを成功させた。この27歳のアスリートは、この種目で14.850点、合計58.9000点を獲得し、米国女子代表の最有力候補となった。

その翌日(6月29日)、Xに投稿されたバイルズのルーティンの映像にテイラーがコメントし、「これ何度も見たけど、まだ準備ができてないよ(still unready)」と、楽曲のタイトルにかけたジョークを書き込み、「でも彼女は準備ができている(ready for it)」と、拍手、金メダル、星条旗、赤いハートの絵文字を添えてバイルズを賞賛した。

6月30日にバイルズは再びルーティンを披露し、特に印象的なフリップでは12フィート(約3.6メートル)上空に舞い上がった。彼女は2日目を117.225の総合得点で終え、2016年大会で金メダルを獲得して以来、キャリア3度目となる米国代表に選出された。

テイラーは長い間バイルズを応援してきた。2021年の東京大会で、それまで予定されていた競技を精神的な理由で棄権していたバイルズが復帰を果たした際、テイラーは世界チャンピオンの回復力を応援するプロモーション・ビデオに出演した。

米NBCの広告で彼女は、「先週を通して、(バイルズの)声は彼女の才能と同じくらい重要でした。彼女の正直さは、長い間彼女の特徴であった完璧さと同じくらい美しかった。でも、わかりませんか?今でもそうです。彼女は実に人間らしい。だから彼女をヒーローと呼ぶのは簡単なことなのです」と述べた。

動画放映後にバイルズが、「泣いてます。大好き @taylorswift13」とツイートすると、テイラーは、「私はあなたを見て泣きました。この何年もの間、あなたを見てこられたことをとても幸運に感じていますが、今週は感情的知性と回復力のレッスンでした。私たち皆があなたから学びました。ありがとう」と返信した。

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