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福井市の「ハピラインふくい森田駅」が恐竜の森になっています。まちづくり活動の一環として、地元の園児たちが作った恐竜の展示が2日から始まりました。
ハピラインふくい森田駅構内にある「夢ギャラリー森田」では、仁愛女子短期大学附属幼稚園と仁愛保育園の年長組の園児55人が制作した個性豊かな恐竜、約50点の展示が始まりました。
2日は、制作に関わった仁愛女子短大幼児教育学科の学生と園児らが、作品を設置していました。会場には、牛乳パックやトイレットペーパーの芯、ペットボトルのキャップなど、身近にあるものを恐竜の体の一部に見立てて作った、ユニークでカラフルな恐竜たちが並んでいます。
園児たちは「楽しかった。新聞や箱がいっぱい必要なのが分からなくて難しかった」「“お嫁さん恐竜”なので後ろにヒラヒラを付けました」などと感想を話していました。
森田地区では地元を盛り上げようと、公民館と仁愛女子短大が森田駅のギャラリーを使って学校の情報発信などに取り組んできました。こうした活動は14年目に入りましたが、園児の作品を展示するのは今回が初めてです。
短大生は「私たちは頭が固くて…園児たちの発想についていけなくて難しかったけど、いろんな恐竜を子供たちと一緒に作れたので見に来てほしい」と話していました。
園児たちが作った恐竜作品は、7月30日まで展示されています。