県は、災害関連死と認定された人のうち2人の名前を公表しました。災害関連死で亡くなった人の名前が公表されるのは初めてです。
能登半島地震ではこれまでに70人が災害関連死と認定されていてこのうち、遺族の同意が得られた2人について名前が公表されました。
小谷内 末子(こやち すえこ)さん(91)は避難所でインフルエンザに感染し肺炎のため、亡くなりました。
高山 君子(たかやま きみこ)さん(83)は特別養護老人ホームで被災し、停電で暖房が使えないという過酷な状況の中、間質性肺炎で亡くなりました。
2人はいずれも先月18日に開かれた審査会で災害関連死に認定されています。
災害関連死で亡くなった人の名前が公表されるのはこれが初めてです。