通信会社の従業員装い「サイト登録料が未納」42歳男性、電子マネーカード30万円分だまし取られる 芦屋

兵庫県警芦屋署=芦屋市公光町

 2日午前、兵庫県芦屋市の会社員男性(42)が「購入した電子マネーカードのコード番号を教えてしまった」と県警芦屋署に届け出た。男性は電子マネーカード30万円分をだまし取られており、同署は特殊詐欺事件として調べている。

 同署によると、1日午後5時前、通信会社の従業員を名乗る男から「サイトの登録料が未納です。未払いの金額を支払わなければ、裁判所からの出頭要請が自宅に届く」とうその電話が携帯電話にあったという。男性は男に指示されるまま、職場近くにある神戸市内の家電量販店で30万円分の電子マネーカードを購入し、コード番号を伝えたとみられる。

 男性が電話を切った後、再び男から電話があり、別サイトの登録料の未納金を請求されたため、不審に思って家族に相談し、詐欺と気付いたという。

© 株式会社神戸新聞社