本格的な夏を前に海や砂浜をきれいにしようと2日、自動車メーカーの従業員などが秋田県にかほ市の海水浴場に落ちているごみを拾った。
自動車メーカー・ホンダが、にかほ市の象潟海水浴場で毎年取り組む「ホンダ・ビーチクリーン活動」。2024年は10回の節目を迎え、にかほ市から感謝状が贈られた。
活動のテーマは「素足で歩ける砂浜を次世代へ」。
7月23日の海開きを前に、ホンダグループの従業員や市の職員、地域住民など計300人以上が参加し、強い日差しを浴びながら力を合わせて砂浜のごみを拾った。
参加者は「何となく、ごみがちょっと増えている気がする」「海が好き、釣りをするというのもあるので、ごみがなくなるのが一番いいのかなと思う」などと話していた。
2日は、ホンダグループが砂に埋まったごみを効率良く回収するために開発した四輪バギー・ATV(エー・ティ・ブイ)も登場した。
県ホンダ会は「秋田の環境保全活動を続けて地域に貢献したい」としている。