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三条市の菓子店が開発したスイーツ、いま注目の観光名所がテーマとなっています。
黄金色に、こんがり焼きあがったのはフィナンシェ。
まるで“金の延べ棒”のよう
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三条市にある「菓子工房クリュ」に並んでいたのは、「延べ棒のフィナンシェです」。
その形はまるで金の延べ棒のようです。
世界遺産応援スイーツ
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7月から売り出している「世界遺産登録応援スイーツ」。
モチーフにしたのは「佐渡島の金山」です。道遊の割戸のようなシューアイスや百萬両の文字が目を引くチーズケーキも…
店長の栗林茜さんは佐渡市出身。地元・佐渡高校の生徒のアイデアをもとに開発しました。
腕を振るうのは夫でオーナーシェフの幸史さんです。フィナンシェの仕上げには金粉を吹き付けます。
“割戸”の特徴をクッキーで表現
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割戸の特徴的な形はクッキーで表現しました。
(リポート)
「まるでこの時期のような青々とした緑に囲まれた割戸と真っ白な雪に囲まれた割戸を連想させます。夏の割戸いただきます。サクサクほろほろな優しい甘さのクッキーにほろ苦い抹茶のアイスクリームがしっかりまとって最高の組み合わせです。割戸を食べるなんて採掘の続き をしているみたいですね」
佐渡汽船ターミナルの売店で取り扱うほか、フィナンシェのみ三条市の店舗でも販売します。
〈菓子工房クリュ 栗林茜 店長〉
「故郷で特に思い入れもあるので、これからも佐渡の材料を使って応援していきたいと思っています」
世界遺産登録を後押ししようと当面販売を続ける予定だということです。