「中国地域ニュービジネス大賞」鳥取から過去最多5社表彰「アジフライ」で知名度アップ企業は優秀賞に

鳥取県内の5つの企業が、独創性や市場性の高い優れた新事業を展開する中国5県の企業を表彰する「中国地域ニュービジネス大賞」を受賞し、平井知事に報告しました。

鳥取県庁を訪れたのは、「中国地域ニュービジネス大賞」を受賞した、境港市の角屋食品など県内の5つの企業で、平井知事に受賞の喜びを報告しました。

鳥取県 平井知事:
県民としても非常に誇りでもあるし、それぞれのニュービジネスが新しい巣立ちを遂げていただくように応援をしていくことを誓いたい。

「中国地域ニュービジネス大賞」は、新しいビジネスの育成と振興を図ろうと、1993年に創設され、毎年独創性や市場性の高い優れた新事業を展開する中国5県の中小企業を表彰しています。今年は全体で9社が受賞、鳥取県は過去最も多い5社が表彰されました。

角屋食品 角谷直樹代表取締役:
いつかアジの旬には、「アジ取県」と名乗っていただけるのを夢見て、従業員一同頑張っていく。

大賞に次ぐ優秀賞に選ばれたのは、水産加工を手がける境港市の角屋食品。「アジフライ」に絞ったマーケティングや商品開発で、地域の知名度向上や、地域経済の活性化に貢献している点が高く評価されたということです。

角屋食品 角谷直樹代表取締役:
当社のアジフライが有名になることも大事だが、境港産のアジを有名にしたい。もしくは付加価値を高めていく。こういう努力を続けていきたい。

県は、研究開発への補助金など企業のニーズをくみ取りながら、新しいビジネスの支援に取り組んでいきたいとしています。

© 山陰中央テレビ