歓迎されない396億円男 復帰報道も…度重なる離脱にファン辛辣「なぜ引退しない?」

エンゼルスのアンソニー・レンドン【Getty Images】

エ軍番記者によると、レンドンは10日レンジャーズ戦で復帰見込み

故障のため4月下旬から戦列を離れているエンゼルスのアンソニー・レンドン内野手が、今月上旬に復帰見込みであると米メディアが伝えた。2020年にエンゼルス加入以降、度重なる怪我に見舞われている34歳に対してファンは辛辣。「毎シーズン聞くニュース」「お願いだからノーと言ってくれ」「結構です」「エンゼルス史上最悪の契約」と声を寄せている。

地元紙「オレンジカウンティ・レジスター」のエンゼルス番ジェフ・フレッチャー記者は6月30日(日本時間7月1日)、自身のX(旧ツイッター)に「2か月以上離脱しているレンドンは球宴前までに復帰できるかもしれない」と綴った。同記者の記事によると、今月8日(同9日)の本拠地レンジャーズ戦で復帰が予想されており、今週にエンゼルスタジアムで実戦形式の打撃を行う予定。本人の意向で、マイナーでの調整は行わないという。

2019年にナショナルズで打点王に輝き、同年オフにエンゼルスと7年2億4500万ドル(約396億円)で契約したが、新天地では鳴かず飛ばず。度重なる故障に見舞われ、2021年の58試合出場が最高だ。今年1月には年間162試合が多すぎるなどと発言して批判を受けた。今シーズンも左ハムストリングを痛めて4月に負傷者リスト入り。成績は19試合で打率.267、0本塁打、3打点となっている。

それだけに、戦列復帰の報道がなされても、ファンから歓迎の声は聞かれない。SNSには「なぜ引退していない」「どうせ2日だけプレーしてまた怪我をするんだろ?」「代わりの選手の方がいいプレーをしている」「レンドンが復帰したら、誰が降格するんだろう」「来年もこの記事を使い回しできるね」とコメントが寄せられている。(Full-Count編集部)

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