大竹しのぶ、9年前を2年前と勘違い 声優続投も“悲しみ”「時間があっという間に過ぎる」

完成披露舞台あいさつに登壇にした大竹しのぶ【写真:ENCOUNT編集部】

映画『インサイド・ヘッド2』の舞台あいさつに登壇

俳優の大竹しのぶが2日、都内で行われた8月1日公開のアニメーション映画『インサイド・ヘッド2』の吹替版完成披露舞台あいさつに登壇し、“悲しい”出来事を明かした。

ディズニー&ピクサーによる2015年公開の映画『インサイド・ヘッド』の続編となる本作では、主人公・ライリーの幸せを“子どもの頃から見守る感情”ヨロコビ、カナシミ、ムカムカ、ビビリ、イカリの前に、新たに“大人の感情”シンパイ、イイナー、ダリィ、ハズカシが現れ、感情の嵐が巻き起こる。

前作からカナシミ役を続投することとなった大竹は、「あのカナシミのトーンが体にあった」と久々となる本作での収録もスムーズだったと振り返り、「ちょっと大人になったライリーの感情が大暴れするので、始まる前にこういうことを言うと嘘つきじゃないかと言われるますが、楽しみにしていただければと思います」とアピールした。

そして、さまざまな感情がキャラクターとして登場する本作での共感ポイントを聞かれると、「(前作でライリーが)赤ちゃんのときに最初に出てくるのがヨロコビの感情だったんですけど、今回はヨロコビが『喜びも減ってくるのかな』というセリフがあって、それにも共感したんです。でも、だからこそ喜びが大人にも必要なのかなと思いました」と語った。

また、自身が演じるカナシミにちなみ、最近あった悲しい出来事を聞かれると「悲しみって意外となくて、悲しいことは割とすぐに忘れるのかもしれない」とコメント。もっとも、「さっきインタビューで『2年前の録音したときも』と言ったら、『もう9年前ですよ』って言われて(笑)。時間があっという間に過ぎること(笑)。こんな年になっちゃったのが悲しいです」と月日の流れの早さに苦笑いを浮かべた。

舞台あいさつには大竹のほか、同じく声優を務めた多部未華子、横溝菜帆、マヂカルラブリー・村上、小清水亜美も登壇した。ENCOUNT編集部

© 株式会社Creative2