スタントマンが事故をリアルに再現 自転車事故の4分の1は中高生 高校で交通安全教室 鹿児島

2日、鹿児島市の高校で自転車の交通安全教室が開かれ、スタントマンが事故をリアルに再現し、事故防止を呼びかけました。

交差点に一時停止を無視して進入し、車と衝突する自転車。この教室は、県警の協力でJA鹿児島みらいなどが開催しました。

武岡台高校は全校生徒938人のうち、およそ300人が自転車で通学しています。2日は、自転車に乗る時はヘルメットを着用するなどルールを改めて確認し、スタントマンが交差点や夜間などに起きやすい車や歩行者との衝突事故を再現しました。

(生徒)「初めての体験。事故に対しての意識が高まった」

(生徒)「40キロの車はスピードが思ったより早くて、気を付けて自転車に乗りたい」

県警によりますと、県内では今年、自転車に関係する事故が112件発生し、110人がけがをしています。このうち中高生が27人と4分の1を占めていて、交差点や横断歩道を渡る際に安全確認を十分にしていないことなどが、おもな原因だということです。



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