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被災した人たちが生活を取り戻すにはまだ課題が山積みです。イットでは2日からシリーズで能登地区の自治体のトップに今の課題や復興に向けた道筋などを聞きます。初回は珠洲市の泉谷(いずみや)満寿裕(ますひろ)市長です。
震度6強を観測した珠洲市ではこれまでに災害関連死14人を含む111人の死亡が確認されています。また6月28日の時点で、757戸で断水が続いています。公費解体は4671件の申請のうち、完了したのが350件と7%ほどに留まっています。このうち蛸島地区と宝立町の鵜飼地区・春日野地区では建物の価値がなくなったとする滅失登記の手続きが進められています。
そして珠洲市では仁江町・清水町・大谷町の37世帯が地震により土砂災害の危険性が高まっているとして「長期避難世帯」に認定されています。