巨人が痛恨の逆転負けで勝率5割 山崎伊が福永に逆転2ラン被弾

 5回、山崎伊(左)は福永(右)に逆転2ランを打たれる(撮影・佐藤厚)

 「巨人1-2中日」(2日、セキスイハイム松本スタジアム)

 巨人が痛恨の逆転負け。球団としては7年ぶりの長野県・松本での開催となった一戦を落とし、地元のファンから大きなため息が漏れた。

 打線は0-0の二回に西武からトレード移籍し2戦連続スタメン出場の若林が躍動した。1死三塁の場面で相手先発、小笠原の見逃せばボールの低め変化球を巧みなバットコントロールで捉え、左前に鮮やかに運んだ。2戦連続適時打が先制打になった。

 先発した山崎伊は試合前の時点で今季、地方球場4戦4勝と抜群の相性を誇ってきた。この夜も上々の立ち上がりで、地方球場で相手を封じ込めていった。落とし穴は0-1の五回、1死二塁の場面。福永に左中間スタンドに運ばれる2ランを浴びて痛恨の逆転を許した。

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