「青島くんはいじわる」制作発表会見で渡辺翔太と中村アンの絶妙な掛け合いがさく裂!

テレビ朝日系で7月6日にスタートする連続ドラマ「青島くんはいじわる」(土曜午後11時。初回は30分拡大)の制作発表会見が行われ、W主演を務める渡辺翔太Snow Man)と中村アンが夏らしい装いの浴衣姿で登壇。見どころや撮影中のエピソードなどを明かした。

本作は、吉井ユウ作の王道ラブコメマンガで、「めちゃコミック」で累計閲覧数1.3億回突破(2024年6月時点、無料DL数を含むめちゃコミックサービス内での累計DL数)した超人気作。恋愛に興味のない年下絶食系男子・青山瑞樹(渡辺)と恋愛から離脱した35歳干物系女子・葛木雪乃(中村)の小さな嘘から始まった年の差”協定恋愛”を描いた作品。

最初にお互いの印象を聞かれた渡辺は「最初は、クールな方なのかなと思いながらクランクインまで構えていたのですが、お会いしたら真逆のお話しをしてくれる優しい方で、本当に毎日楽しく撮影しています」とイメージと異なっていたことを明かし、中村は「テレビで拝見しているイメージのままで裏表のない真っすぐな方でした。現場を盛り上げてくださって、とても頼もしく、演じやすい環境で演じさせていただいています」とお互いを褒め合い、ニッコリ。

また、演じている役との共通点を問われ「青島くんの恋愛に興味がなく鈍感なところは、通じる部分があるかもしれません」と答えた渡辺は続けて「モテるんだけど、女心が分かっていない部分は共感しています」とニヤリ。すると中村が「いつも通りです。いつもこれを言っています」と決まったやり取りであることを暴露。そして中村は雪乃との共通点として「私自身は役作りがいらないぐらい、共感できる部分がたくさんあります。なかでも雪乃はお仕事を頑張ってきて1人の時間を大切に楽しんでるところは共感できます」と実感を込めて語った。

続けて、雪乃の魅力的なところを尋ねられた渡辺は「個人的には雪乃さんのような年上のバリキャリがすごく好みですね。責任をもって仕事に向き合う姿にキュンというかかっこいいなと思います」と働く女性がキュンとする発言を。その後、中村が「年齢を重ねるほどに臆病になりがちな年上女子からすると、青島くんは勢いがあって、真っすぐストレートにグイグイくるところが魅力だと思います」と青島のキュンポイントを語ると、渡辺は「青島は恋愛に鈍感だから、意図せずそんなふうにできるのかな?」とぽつり。その言葉に中村も「あ、そうかも!」思わず納得する場面も。

そして、放送を待ち望んでいる視聴者が“2人にやってもらいたいお願いごと”を書いた短冊の内容を実現させるコーナーでは、“年下男性を励ます言葉をお願いします”という願いに「なんとかなる!」と力強く言った中村。それに対し、渡辺が「僕はもうひと言ほしいです。『なんとかならない時だってあるんですよ!』って言われたらどうするんですか?」とツッコむも、目力を込めて「なんとかしよう!」と言う中村。それにひるんだ渡辺は「圧を感じました(笑)」とあっさり引き下がる。そんな渡辺が選んだ短冊は、“キュンセリフを言ってください”。「アイドルグループに所属しているので、勝手にこういうのに手が伸びちゃいますね」と笑いつつ、繰り出した「君は僕のもの」というキュンなセリフ…と思いきや「…7月31日発売です」と続け、主題歌のタイトルを宣伝していた。それを聞いた中村は「どこまでがうそでどこからが本気なのか…彼に対しては不信感しかないです」とぼやく。そのコメントに思わず「嫌いにならないでください(笑)」と懇願する渡辺を「静かにしてください」と中村が一蹴するも「すてきな曲です」とフォローし会場を和ませた。

その後、お互いへの願いごとを選ぶことになり、渡辺は「アンさんが普段やらないことをノリノリでやらせようと思って選びました」と“2人の手でハートを作ってください”と書かれた短冊をセレクト。まるでいじわるでツンデレな青島くんのようなこの行動に、中村はハートを作りながら口数が増えていく。それを見た渡辺は「しゃべって照れを隠していますね」と冷静に指摘。翻弄されて赤面する中村の姿に、会場は大盛り上がりの様相だった。

さらに、渡辺と中村の短冊に書いた願いごとを発表するコーナーでは“テレ朝にハマりますように”と書いた渡辺。「画面越しに見てくださる視聴者の皆さんに楽しんでいただくのが一番なんですが、テレ朝の皆さんに『面白いじゃん』って思ってもらえて、Snow Manにも還元できる機会が増えるかも」と自由すぎる発言を繰り広げた。すると中村は「こういうことをストレートに言うのが渡辺くんの魅力です。こんな感じでいつも、隣で自由に羽ばたいています」と、もはや慣れっこの様子。一方、“たくさんの方に愛される作品になりますように”と書いた中村は「みんなで話し合いながら撮影している現場のいい雰囲気が皆さんにも伝わるといいな」とまとめると、渡辺が「会見ってこういうことか…(笑)」と反省するなど、絶妙な掛け合いが繰り広げられ会場は笑いに包まれた。

次いで、記者からの「キュンシーンを演じる上で心掛けていることは…」という質問に渡辺は「最初は緊張が勝っていたんですが、距離感がバグッたことにより、今はキュンシーンの撮影前ほど2人でふざけています」と言うと、中村も「確かにずっとふざけてるよね! そういう雰囲気で撮影したキュンシーンがどんな感じになっているか私たちも楽しみなんです」と映像の仕上がりに期待している様子。他にも、撮影を重ねるうちに変化したお互いの印象として「アンさんは僕が自由にしゃべってもうまくフォローしてくださるし、最後はちゃんと締めてくださる。そして、とにかくかまってくれるので、キュンキュンしています」と渡辺がいうと「100点の解答をいただきました」とご満悦の中村。「渡辺くんはふざけている時もあるんですけど、心に熱いものをもった男性なんだなというところも垣間見えて、いろんな顔を持っているんだなという部分にキュンとします」と返すと渡辺も「100点の解答をありがとうございます」と息があったやり取りを繰り広げた。

最後に視聴者へのメッセージを求められた渡辺は「いよいよ今週スタートです。皆さんにキュンキュンしてもらえる土曜日になったらいいなと思います」とコメント。中村は「この夏は、たくさんキュンキュンしていただきたいです」とメッセージを贈り、会見を締めくくった。

© 株式会社東京ニュース通信社