キミッヒ、スペイン代表の両翼ヤマル&ニコを警戒「優秀な選手、とても興味深い存在。1対1の場面を…」

バイエルンに所属するドイツ代表MFジョシュア・キミッヒが、EURO2024準々決勝スペイン戦についての意気込みを記者会見で語った。1日、スペインメディアの『マルカ』が報じた。

キミッヒは、今大会唯一、全勝で準々決勝まで勝ち上がってきたスペイン代表と対戦することに関して、「スペイン人たちが準々決勝で我々ドイツと対戦することを喜んでいるかは分からない。一方で、もちろんドイツにとって、もっと簡単な組み合わせもあったかもしれない。けど、EURO2024で優勝のためには、スペインとの戦いを避けることは不可能だと思う」とヨーロッパの頂点に立つためには、遅かれ早かれスペインを乗り越える必要があると語った。

つづけて、「選手として、最高レベルでプレーされるこのような試合を楽しみにするのは自然なことだ」と前向きに話し、質の高い選手たちによる激突を楽しみにしていると自信をのぞかせていた。

ただ、スペインが誇る強力なウインガー、バルセロナ所属FWラミン・ヤマルとアスレティック・ビルバオ所属FWニコ・ウィリアムズには、あらためて警戒を強め、「スペインは前線に2人の優秀な選手がいる。彼らはとても興味深い存在だ。もちろん、我々はチームとして彼らを抑えるための策を持てるように努力する必要がある。間違いなく1対1の場面を何度かつくられるだろうけど、ピッチ上で何が起こるか見てみよう。どのポジションを見ても、非常に興味深い試合になるだろうね」と語っていた。

今大会はサイドバックが主戦場となっているキミッヒ。対峙が予想されるニコ・ウィリアムズとの勝負に注目が集まる。

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