ポルトガルの象徴、C・ロナウド「これが最後のユーロ」自身6度目の今大会が最後の欧州選手権に

写真:ポルトガル代表とC・ロナウドの物語はどこまで続くのだろうか©Getty Images

ポルトガル代表FWのクリスティアーノ・ロナウドは、現在参加しているUEFA EURO 2024(ユーロ2024)が自身にとって最後のユーロになることを認めた。

今大会のユーロ2024は、C・ロナウドにとって6回目のユーロとなるが、今大会が最後のユーロになるようだ。C・ロナウドは、ユーロ2024のラウンド16のスロベニア代表戦後、ポルトガルメディア『O Jogo』のインタビューに応じ「間違いなく、私にとってこれが最後のユーロだ」と語り、以下のように続けた。

「サッカー界から退くというわけではない。もし辞めたら、他に何をして、何かを勝ち取ればいいのだろうか。1点多くとるとか、1点取れなかったとかの問題ではない。私にとっての一番のモチベーションは人々を幸せにすることなんだ」

ラウンド16のポルトガル代表 vs スロベニア代表の一戦はPK戦までもつれる展開となった。延長後半の決定機阻止やPK戦での3連続ストップなど、ポルトガル代表GKディオゴ・コスタの活躍もあり、ポルトガル代表がベスト8に駒を進めている。

C・ロナウドは、この試合の延長戦前半にディオゴ・ジョタが得たPKをヤン・オブラクに阻まれ失敗した。しかし、PK戦ではコースを読まれながらも成功させている。C・ロナウドは「挑戦しなければ失敗はない」と続け、試合を次のように振り返った。

「もちろん、得点できないとフラストレーションは溜まるが、今はもう過ぎたことだ。最終的な結果こそ最も重要だ。PKで得点することは難しい時もある。今年はPK戦で2回負けているが、今日は勝つことができたね」

ポルトガル代表は日本時間6日4時に、準々決勝でフランス代表との試合をを控える。

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