◆ソフトバンク3―2西武(2日、東京ドーム)
リーグ単独トップの8勝目を手にしたソフトバンク有原航平投手(31)に笑顔はなかった。
6回まで要所を締めて無失点に抑えたが、3点リードの7回に西川愛也に特大の2ランを被弾。山川穂高の31試合ぶりの一発となる13号ソロで追加点をもらった直後だっただけに「ああいう時はゼロでいきたかった。降板の仕方としては良くなかった」と反省した。
7回2失点と先発投手としてきっちり試合をつくり、今季最多タイの9三振を奪う力投だったが「きょうみたいな試合が多い。チームに感謝したい」と喜びは少なかった。