2日、記者会見に臨む中国外交部の毛寧報道官。（北京＝新華社配信）
【新華社北京7月2日】中国外交部の毛寧（もう・ねい）報道官は2日の記者会見で、国連総会で中国が主導して提出した人工知能（AI）の国際協力強化に関する決議案に米国も共同提案国として名を連ねたことに関し、AI問題での中米協力をどう評価するかと問われ、次のように述べた。
中国は、米国を含む加盟国が決議案の協議に積極的に参加し、全会一致での採択を支持したことを称賛する。中国は米国と共に、中米首脳が（2023年11月の）サンフランシスコ会談で合意した共通認識を実行に移し、両国のAI分野の多国間・2国間対話・協力を強め、全ての人類がAIの恩恵を共有できるようにしていきたい。
