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2024年7月2日、岩手県久慈市の国道のトンネル内で、除雪車と警察車両が衝突する事故があり、警察官5人が病院に運ばれました。
警察官の命に別条はないということです。
7月2日の午後3時半ごろ、久慈市大川目町の国道281号線で、尻跳トンネルの中を南西に向かって走行していたミニバンタイプの警察車両が、対向車線を走行してきた除雪車とすれ違う際に、雪を削るブレード部分と衝突しました。
この事故で、警察車両に乗っていた5人の警察官全員が病院に運ばれましたが、いずれも意識はあり、命に別条はないということです。
それぞれのけがの程度はわかっていませんが、5人のうち複数人は、胸や足の痛みを訴えていたということです。
除雪車側は運転手1人が乗っていて、けがはありませんでした。
警察によりますと、警察車両は県警本部所属で、久慈市内から盛岡市の県警本部へ帰る途中だったということです。
現場のトンネルは片側1車線で、警察車両から見て緩やかな右カーブでした。
また、事故が発生した午後3時半ごろから国道281号線が全面通行止めとなりましたが、約2時間後に解除されました。
警察が除雪車の運転手に話を聞くなどして、事故の詳しい原因を調べています。