ソフトバンク王貞治会長「ああいうのを乗り越えればね、今までより一段上にいく」 山川穂高のアーチ量産を期待

6回に久々の本塁打を放った山川を迎える孫正義オーナー(中央)と王会長(撮影・冨永豊)

◆ソフトバンク3―2西武(2日、東京ドーム)

ソフトバンクの王貞治球団会長(84)が、31試合ぶりの一発となる13号ソロを放った山川穂高内野手(32)の「進化」に太鼓判を押した。

5月22日以来の一発で、長いトンネルを抜けた4番打者について「新しい(打撃)スタイルが出てくると思うよね。ああいうのを乗り越えればね、今までより一段上にいくからね」と話した。

長かったノーアーチの期間は、練習で山川を直接指導するシーンも見られた。自身も何度も訪れたスランプを克服して、前人未到の通算868本塁打を放っただけに「悩まないといけないところもあるんだよね。明後日からが楽しみだね」とアーチ量産を期待した。

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