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ブライトンの監督に就任したファビアン・ヒュルツェラー監督が、同クラブを率いて初の会見に臨み、新シーズンに向けて「大きなことを成し遂げたい」と意気込みを語った。イギリス『Sky Sports』電子版が伝えている。
ブライトンは、ロベルト・デ・ゼルビ前監督の後任として、2023-24シーズンまでブンデスリーガ2部のザンクトパウリを率いていたヒュルツェラー監督を招へい。2027年夏までの3年契約を結んだ。
31歳の若手指揮官は初のプレミアリーグ挑戦を前に、「大変な仕事だと自覚している。これは大きな挑戦で、たくさんの勇気と能力を必要とし、謙虚でなければならない」と新シーズンに向けての心構えを示した。
昨シーズン、ブライトンはデ・ゼルビ前監督の下で、クラブ史上初となるUEFAヨーロッパリーグ(EL)出場。ELではベスト16まで進出したものの、リーグ戦ではケガ人の影響もあり、11位に終わった。ヒュルツェラー監督はデ・ゼルビ前監督のスタイルを継承しつつ、独自の色をチームに加えたいと考えているようだ。
「ロベルト・デ・ゼルビは特異なスタイルでサッカー界に大きな影響を与えた。もちろん私は、(彼の)いくつかの要素を取り入れるだろうが、私も哲学を持っているし、誰かをコピーするだけのことはしない」
ヒュルツェラー監督は、ブンデスリーガ2部のザンクトパウリを1部昇格に導いたことを評価され、ブライトンへ引き抜かれた。ブライトンのトニー・ブルーム会長は、プレミアリーグ最年少監督となるヒュルツェラー監督の抜擢を「ギャンブルだと思っていない」と語り、以下のように続けた。
「我々はあらゆることを検討し、他のクラブと同様に監督の招へいに関して多大な労力を費やしている。ファビアンは(ブライトンに)適している存在だと考えているし、我々の持っていた選択肢の中で最もリスクのない監督だ」