【韓国】4月平均賃金、4.3%増の386.6万ウォン[経済]

韓国雇用労働省の「事業体労働力調査」によると、2024年4月の従業者1人(1人以上の事業所)当たりの平均賃金は386万6,000ウォン(約45万円)と、前年同月比4.3%増加した。

平均賃金を事業体の規模別で見ると、従業員300人以上の企業は8.1%増の564万9,000ウォン、300人未満の企業は3.2%増の350万3,000ウォンだった。

業種別の平均賃金を見ると、「電気・ガス・蒸気および空気調節供給業」(586万6,000ウォン、2.4%減)と「不動産業」(308万ウォン、1.7%減)が前年同月割れとなった。一方、「製造業」(447万ウォン、8.4%増)や「情報通信業」(499万3,000ウォン、4.6%増)などは増加した。平均賃金が最も低い「宿泊・飲食店業」は2.8%増の210万2,000ウォンだった。

1人当たりの労働時間は月平均で159.4時間と、前年同月に比べて4.8時間増加した。従業員300人以上の企業は164.5時間で5.3時間、300人未満の企業は158.3時間で4.7時間、それぞれ長くなった。

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