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マレーシアの英国商工会議所(BMCC)は2日、6月28日付で英金融大手スタンダード・チャータード銀行(スタンチャート)のマレーシア法人、スタンダード・チャータード・マレーシアのマク・ジューンニエン社長兼最高経営責任者(CEO)を新たな会頭に任命したと発表した。
マク氏は、投資・法人向け銀行業務で26年以上の経歴を持ち、2022年8月にスタンダード・チャータード・マレーシアの社長兼CEOに就任。スタンダード・チャータード銀行は1875年からマレーシアで事業を展開する同国最古の銀行だが、マレーシア人がCEOに就任するのは初めてとなった。同氏は、22年から英国商工会議所の役員を務め、共同副会頭や最近では暫定会頭も務めた。
前任の会頭であるマーク・アルトゥン氏(スミス・アンド・ネフュー・オペレーションズ・マレーシア前社長)は、スミス・アンド・ネフューの副社長兼グローバルビジネスプロセスオーナーとして米国に赴任した。
英国商工会議所は併せて、英金融大手HSBCのマレーシア法人、HSBCマレーシアのオマル・シディクCEOを共同副会頭に任命した。