【女子高校生殺害】被害者のスマートフォンが破壊された状態で見つかっていたと判明 トラブルの発端は“内田容疑者がラーメンを食べる画像”を被害者がSNSに使用したためか

殺人容疑などで逮捕された内田梨瑚容疑者

北海道旭川市で、女子高校生を橋から川に落とし殺害したとして、女2人が逮捕された事件で、女子高校生のスマートフォンが何者かに壊された状態で見つかっていたことが、新たにわかりました。

この事件は、北海道留萌市に住む当時17歳の女子高校生が、4月19日、旭川市の“神居大橋”から石狩川に落とされて殺害され、旭川市の無職・内田梨瑚容疑者21歳と、19歳の女が6月に逮捕されたものです。

女子高校生が石狩川に落とされ殺害された現場(神居大橋・北海道旭川市)

内田容疑者は、事件の前の晩から、19歳の女らとともに、留萌市から“神居大橋”まで女子高校生を車に監禁したとされ、途中、女子高校生に暴行も加えていました。

内田容疑者と女子高校生が直接会ったのは、このときが初めてとみられています。

捜査関係者によりますと、トラブルの発端は、内田容疑者がラーメンを食べている画像を、女子高校生が断りなくSNSに使用したことだったということです。

女子高校生のスマートフォンは、何者かに壊された状態で見つかり、警察がすでに押収しています。

女子高校生は、内田容疑者と19歳の女とともに“神居大橋”に到着してから、わずか20分ほどのあいだに転落したとみられています。

捜査関係者によりますと、女子高校生の遺体は5月下旬に“神居大橋”から、およそ60キロ下流の奈井江町の石狩川で発見されたことも、新たにわかりました。

内田容疑者は3日、勾留期限を迎えますが、警察の調べに対し「女子高校生が橋から落ちたかどうかは知らない。置いてきただけだ」という趣旨のことを話し、容疑を否認しています。

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