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2日午後8時ごろ、七尾市田鶴浜町の木下建具製作所横の木造2階建て倉庫が倒壊した。倉庫は元日の能登半島地震で「全壊」判定を受け、公費解体の順番待ちだった。同市内で「2次倒壊」は初めてとみられる。けが人はいなかった。
倉庫を所有する木下護さん(68)によると、近所の人が、大きな音を立てて崩れたのに気付いた。築60年近くたっており、元日の地震に加え、雨や相次ぐ余震で倉庫がもろくなった可能性があるという。
6月3日付で市から公費解体の決定通知書が届いていた。市内では公費解体が進んでおらず、自宅も半壊した木下さんは「危険なところを優先的に解体しないとけが人が出てしまう」と語った。