志賀の50代3300万円被害 SNS投資詐欺、金勧められ

 羽咋署は2日、志賀町の50代男性がSNS型投資詐欺の被害に遭い、現金3300万円をだまし取られたと発表した。

 同署によると、男性は3月上旬ごろに加入したSNSグループでのやりとりの中で、エコノミストやアシスタントを名乗る複数人から「今は金取引がもうかる」と勧められた。勧誘を受け、6月13日から同18日に、指定された口座に数百~1千万円を計5回にわたって送金した。

 男性は、出金を申し出たところ拒否され、解除料金や手数料を請求されたことを不審に感じ、署に相談して被害が発覚した。

 男性によると、5月ごろ、同グループで勧められた株取引で利益を得たことで信用してしまったという。

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