バレーボールネーションズリーグ（VNL）で男子日本代表は現地６月30日（日本時間１日）の決勝で、惜しくもフランスに敗れ銀メダルを獲得した。早朝にかけての激闘は日本列島を熱狂させたが、その一方で必死さゆえのプレーが笑いも巻き起こしていた。
男子代表の左の大砲、西田有志が１日午後に自身のインスタグラムを更新。決勝戦での自身の“ハッスル”プレーの映像を公開し、次のように綴った。
「ボールに必死にくらいついて、ボール見て起きあがろう思ったら支えるところないというね笑 こういう事もある そら解説も笑うよこんな落ち方したら笑 しかも決勝でこれするっていうね」
動画では大塚達宣がレシーブするも、大きくコートの外へ飛んでいったボールを西田が必死に追いかけ、右手で懸命に味方のいる方向へワンハンドパス。そのまま勢い余ってコート際の看板を越えて、ベンチの方へ背中から仰向けに転倒してしまった。これをみた海外実況は、西田が綴ったように「ハーハッハッハ」と笑いが止まらない様子だ。
それでも西田はチームスタッフに助けられながら、全力でコートに戻ったのだが、フランスのスパイクが決まり、相手に得点を許す形となった。西田の悔しそうな表情が印象的だ。
インスタグラムでの動画公開からほどなくして、西田はXでも「これは載せざるを得ないよね笑 とりあえず落ちたところは置いといて、必死さだけは伝わって笑 １番自分がこないな事なる思ってないから笑」と自虐的に綴り、やはり動画をアップしている。
動画をチェックしたファンからも、「笑いと感動をありがとう」「落ち方が可愛い！ナイスガッツ！！」「このシーンめっちゃ笑いました！」などと爆笑した様子がみられたが、「命懸けで頑張ってて凄かった」「諦めない姿カッコいいです」「熱いプレーに拍手」「必死さ最高です！」といった諦めない姿に感銘を受けたファンも数多く見受けられた。
さらに、西田のX投稿には、VNLの公式サイトを運営した海外バレーボール専門メディア『Volleyball World』の公式Xもリポストで反応。西田のハプニング映像は、さらに反響を拡大している模様だ。
構成●THE DIGEST編集部
