【パリ五輪「メダル候補」たちの素顔】競泳・大橋悠依 恩師が明かす「隣室で大熱唱事件」

大橋悠依

競泳の女子200メートル個人メドレーで、2大会連続の五輪出場が内定している大橋悠依。パリ五輪を、自身で集大成と位置付けている。そんな大橋を小学3年~高校まで指導した奥谷直史さんが、彼女の幼少期を明かす。

「小学生時から、効率のいい泳ぎ方ができるセンスがありました。練習には真面目に取り組むタイプで、大会で優勝しても天狗になることはありませんでした」

プールを離れると、天真爛漫な一面を覗かせることも。

「もともと明るい性格ですが高校のときだったか、遠征先のホテルの隣部屋から、歌声が聞こえてきたことがありました。大橋が、ヘッドホンを付けて、曲に合わせて大声で歌っているんです。翌日『昨日歌ってた?』と聞いたら、『歌ってました!』と溌剌と答えていましたね。それでリラックスしているのか知りませんが(笑)」

五輪が終わったら大橋と食事に行く約束をしていると、奥谷氏は楽しげに語った。彼女からは、どんな土産話が聞けるだろうか。

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