税の使い道 学んで 小田原間税会、山王小学校で 小田原市・箱根町・湯河原町・真鶴町

児童に税金の役割について説明する本多会長

小田原間税会(本多純二会長)が6月14日、「租税教室」を山王小学校(小田原市東町)で開催した。同教室は児童に税金の役割や意義を正しく理解してもらうことを目的に実施しているもので、毎年市内の小学校6年生を対象に講義を行っている。

当日は27人の6年生が参加し、「わたしたちのくらしと税」をテーマに、本多会長と小田原税務署職員による講義が行われた。講義では、世界各国の税率の違いや税金の使い道について説明が行われ、「税金が何に使われているのか」とのクイズに、児童は悩みながらも元気よく解答していた。そのほか、税金のない世界を描いたアニメを上映した。

また、現金の重さを体感してもらおうと、アタッシュケースから1億円分の現金見本が取り出され、見本を持ち上げた児童は「重い」と驚きの声をあげた。

講義を受けた児童は「アニメを見て、税金のない世界は怖いと思った」。「自分のためにも、みんなのためにも税金が必要」と、税の大切さについて理解を深めた。

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