市川團十郎「後世に残る作品として」 演目『星合世十三團』で13役早替りや宙乗りを披露

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歌舞伎俳優の市川團十郎さん(46)が1日、東京・歌舞伎座で上演されている『七月大歌舞伎』(24日が千穐楽)に出演。宙乗りや早替りを披露しました。

昼の部で上演されている、通し狂言『星合世十三團 成田千本桜(ほしあわせじゅうさんだん なりたせんぼんざくら)』は、2019年7月に團十郎さん(当時・市川海老蔵さん)により初演されました。三大名作のひとつ『義経千本桜』をもとに、演出や新たな趣向、宙乗り、大立廻りを取り入れ、テンポ良く物語が繰り広げられます。さらに、主要な13役を鮮やかな早替りで見せるという、これまでにない試みの演目です。

團十郎さんは、事前の取材で「十三代目としても後世に残る作品として作り上げ、少しでも歌舞伎に貢献できればという思いがあります」と語りました。

そして、「今のお客様にもご理解いただきやすいよう、聞き慣れない言葉を分かりやすい言葉に言い換えるなど、相談しながら、満を持して臨みます」と話し、「通し狂言で演(や)るからこそ、みえてくるものがあります。人間は欲にまみれ、義理に悩み、争いを繰り返す。そんな中で、親への愛情を貫く源九郎狐の純粋さからは、学ぶものがあると思います」と話しています。

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