手続きDX、一関市が全国5位 「書かない窓口」など評価

 一関市は、住民手続きのデジタル化の進み具合を示す「全国自治体フロントヤード改革度ランキング2024」で5位となった。書類に手書きの不要な「書かない窓口」設置や書類のコンビニ交付サービス導入など幅広い取り組みが評価された。

 ランキングは昨年4月時点の総務省「行政情報化の進捗(しんちょく)状況調査」のデータから時事通信社が集計。全国1733市区町村のうち1位は東京都町田市、2位長崎市、3位神奈川県海老名市だった。岩手県で100位以内に入ったのは一関市だけだった。

 評価は▽住民との接点の多様化▽申請処理データの活用▽庁舎空間のあり方-の3項目。自宅や近場、庁舎でのサービス、オンライン申請などの導入状況、庁舎整備などを点数化した。

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