7月6日から「さが銀天夜市」 毎週土曜開催、スタンプラリーも

坂井英隆佐賀市長(前列右から2人目)を表敬訪問し、57回目のさが銀天夜市をPRする関係者=佐賀市役所

 佐賀市の夏の風物詩「さが銀天夜市」が6日、656広場や白山おまつり広場などで始まる。8月3日までの毎週土曜に開催し、縁日やフリーマーケット、ステージイベントなどを予定している。

 金魚すくいや輪投げといった「昭和でアナログ」の夜市に、今年はデジタルのスタンプラリーが加わる。「まちなかに来た人たちに、もっと店に立ち寄ってもらおう」と、20店舗ほどに2次元コード(QRコード)を置く。3店舗を巡ると500円分のクーポン券などが当たる抽選に参加できる。

 13、20日に656広場と呉服元町ストリートで開かれる「どまんなか夏まつり」では、ステージイベントやワークショップ、屋台が楽しめる。27日の「えびす夏まつり」は縁日やマルシェでにぎわい、わいわいコンテナ2では週替わりでスイーツや焼き鳥などが味わえる。

 実行委員会のメンバーが6月27日、佐賀市の坂井英隆市長を表敬訪問し、夜市をPRした。コロナ禍後は、コロナ前よりも幼い子どもを連れた家族の来場が増えているといい、昨年は約2万6千人が夜市を楽しんだ。香月道生委員長は「多くの人の支えで57回目を迎えた。少し涼しくなった夕刻、家族で出かけて楽しんでほしい」と話した。(川﨑久美子)

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