電通と大阪大学大学院経済学研究科、分析ソリューションを共同開発 潜在文脈からインサイトを抽出

電通は、6月28日、大阪大学大学院経済学研究科 勝又壮太郎教授とともに、アンケート結果や口コミなどのテキストデータから複数の潜在文脈を抽出し、本音やインサイトを解釈しやすくする分析ソリューション「MINUKERU(ミヌケル)」の開発を発表した。

MINUKERUでは、テキストデータから複数の潜在文脈を統計的にかつスピーディーに抽出が可能だ。同ソリューションの分析では、勝又教授が6月27日に発表した統計モデルを活用。同モデルでは、定性データと定量データを同時に解析が行える。

これにより、口コミサイトなど投稿の「内容」と「数値」を掛け合わせる分析が可能になる。さらに、コールセンターでのユーザーの声やグループインタビューなどの音声データをテキスト化した上での分析やSNS上の投稿分析など、あらゆるテキストデータの解析に活用できる。

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