辛さじんわり 創業42年目の新味 沖縄県産若鶏の丸焼き「世界のブエノチキン」、ハイサイソースとコラボ 「赤ブエノ」8月31日まで限定販売

 沖縄県産若鶏の丸焼きで有名な「世界のブエノチキン」(浦添市、浅野ブエコ朝子社長)は2日、食品ブランド「ハイサイ」を展開するリシコン(宮古島市、羽地良社長)とコラボした「赤ブエノ-ハイサイソース味」を発売した。創業42年目にして初の新味は、辛さがじんわりと広がり、食が進む味わいに仕上がっている。8月31日までの期間限定。

 ニンニクと酢たっぷりのブエノの秘伝のタレと、唐辛子の辛みとニンニクのうま味が特徴のハイサイソースを混ぜ合わせ、チキンを2日間漬け込んだ。試作段階から店舗スタッフ全員が太鼓判を押したという。

 浅野社長はブエノの味を保ちつつ旨辛な仕上がりになったと述べ「いつもと違う味も楽しんで」と笑顔を見せ、羽地社長は「いつものブエノに合わさってこそのコラボ」と発売を喜んだ。両社の公式SNSでキャンペーンを実施中。東京でのイベントも予定している。

 赤ブエノは毎日40羽を提供予定で予約不可。1羽2500円、半羽1250円。半羽ずつ食べ比べできる「がちまいプレート」は2600円(イートインのみ)。(政経部・村井規儀)

旨辛味に仕上がった「赤ブエノ-ハイサイソース味」とハイサイソース=2日、浦添市の沖縄丸鶏製造所ブエノチキン

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