「エンドウは技術的に限界」遠藤航、ドイツ代表MFが加入なら控えに降格か。英メディアが両者を比較して見解「キミッヒが明らかに一歩抜きん出ている」

遠藤航が所属するリバプールは、6番(アンカー)の補強が取り沙汰されている。

2023-24シーズンの途中からは、遠藤がレギュラーを担ってきたものの、純粋な守備的MFは事実上一人で、日本代表MFのグレードアップが必要との声も少なくない。

そんななか、補強の有力候補として浮上したのがバイエルンのドイツ代表MFヨズア・キミッヒだ。

英メディア『FOOTBALL FANCAST』は「キミッヒの獲得レースでは、リバプールがプレミアリーグの最有力候補とみられている。キミッヒはあと1年でバイエルンとの契約が切れる」と報道。早速、遠藤との比較を展開している。

「31歳のエンドウは、リバプールの守備的MFの難しい問題に対する長期的な解決策ではない。勤勉で粘り強いのは確かだが、技術的には限界があり、守備のチャレンジではそれほど鋭敏ではない。昨シーズンのプレミアリーグでは、地上戦での勝率はわずか41%だった」

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同メディアは「キミッヒはもはや新人ではないが、優れたパス能力と鋭い守備スキルを持ち合わせており、アルネ・スロット監督のボール保持と前進を重視するシステムを支えるメトロノームのような力として、イングランドで輝かしい成功を収める有望なポジションに就くだろう」と続け、スタッツなどを比べたうえで、こう結論付けている。

「彼は明らかにエンドウより一歩抜きん出ている。知性があり、闘争心があり、創造力に富んでいる。キミッヒと契約することは、若くて柔軟性のあるタレントをターゲットとするリバプールの原則に反するが、例外はあり得る、そうだろう?リバプールが、またとないチャンスをつかんで、バイエルンから著名なMFチアゴ・アルカンタラを2000万ポンドで獲得したときのように」

記事は「彼の才能は素晴らしいので、リバプールのパズルの最後のピース、スロットの成功を確実にするための欠けている部分になるかもしれない。彼はリバプールのデクラン・ライス、あるいはもっと良ければリバプールのロドリになるかもしれない」と続けている。

もしこの29歳が加入すれば、遠藤にとって強力なライバルになるのは間違いない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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