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鳥取山草同好会(田中則夫会長)の「納涼山野草展」が3~5日、鳥取市弥生町のパレットとっとり市民交流ホールで開かれる。会員12人が丹精込めて育てた山野草の寄せ植えや草玉など110鉢を展示する。
草丈が70センチほどあるレンゲショウマは透き通るような白い花がかれんで神秘的。垂れ下がった花びらが涼やかなホタルブクロやネジのようにらせん状に花をつけるネジバナなど多彩な種が並ぶ。ガラス食器の上に草玉を置いたり、鉢の下にすだれを引いたりと見せ方も工夫した。
田中会長は「近年は山で見かけることが少なくなった種も、会員が株分けなどで育てて展示している。山野草の愛らしい魅力を感じてもらえたら」と話している。