『あさイチ』鈴木奈穂子アナ、寅子に苦言「もう少し気付いて」 朝ドラに“不穏な空気”

NHK・鈴木奈穂子アナウンサー【写真:ENCOUNT編集部】

恒例の朝ドラ受けで持論「(私だったら)褒めます」

NHKの『あさイチ』(月~金曜午前8時15分)でMCを務める博多華丸・大吉と鈴木奈穂子アナウンサーが3日、恒例の朝ドラ受けを展開した。この日放送された『虎に翼』の第68回では多忙な主人公・寅子(伊藤沙莉)と、寂しい思いをする娘・優未(竹澤咲子)の様子が描かれた。

(※以下、ドラマの内容に関する記述があります)

この日放送された『虎に翼』では、寅子が多忙な中、寅子の家では優未が頑張ってテストで84点を取ったとしてその用紙を寅子に見せたが、寅子は「間違えた部分はきちんと復習して勉強するのよ」と答え、褒めることはなかった。また、寅子が体調の悪い朝、寅子が寝ている間に優未が学校に行くシーンもあった。優未は、朝、母に送ってもらえないことに「優未とじゃキラキラしないから」と言う場面も。

『あさイチ』では鈴木アナが「いろんな問題が起きている中で、私は優未ちゃんがもう……寅子、もう少し気付いてあげて。忙しいのは分かるけど」と、苦しそうな表情で語った。大吉は「もうずっと、あの子がかわいそうだとおっしゃっていましたけど」と鈴木アナが寂しい優未に同情していたことを紹介した。

華丸が「84点でいったん褒めますか。鈴木ママは?」と聞くと、鈴木アナは「褒めます。褒めます。すごい私の子が84点も取ったってなると思います」と語った。大吉も「正直、厳しいと思ったね。気持ちは分かるけどね」と寅子の態度について語った。

その後、大吉は「私もお笑いコンテストでコメント出すのがつらい。つらい。本当は100点。みんな100点。でも、褒めてばかりでは何しに出てきたんだと言われるからあえてきついことを言う。結果、火だるまになる。楽な仕事じゃないよ」と愚痴をこぼした。これに華丸は「通じるものがありました」と話をまとめた。ENCOUNT編集部

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