スポーツクライミングの伊藤ふたば選手(22)=盛岡中央高出、デンソー岩手=は2日、パリ五輪出場を逃したことを受け、「ワールドカップ(W杯)での優勝を目指して頑張っていきたい」と述べ、今後に意欲を示した。
同日盛岡市内で報道陣の取材に応じた。
伊藤選手は、6月にハンガリーのブダペストで開かれたアーバンスポーツのパリ五輪予選シリーズ最終戦で、スポーツクライミング女子複合の準決勝で敗退し、代表入りを逃した。
伊藤選手は「心の整理がまだついていない。すごく悔しい」とした上で、「最後までやり切れたのは自分にとってすごく良い経験になった」と振り返った。
今後について「これまで根詰めて頑張ってきて無理している部分もあったので、しっかり1回休んでこの後の大会をどうするか決めていきたい」としながらも、「オリンピックだけでなく、W杯や世界選手権の優勝を変わらず(目標に)したい」と語った。