三重で1人死亡判明、紅こうじサプリ問題、摂取歴を調査

 小林製薬(本社・大阪市)の紅こうじ入りサプリメントを巡る健康被害問題で、一見勝之三重県知事は2日の定例記者会見で、同社が摂取と死亡との因果関係を新たに調査している76人のうち、1人が県内で死亡していたことを明らかにした。

 県によると、大阪市が1日、この1人についてサプリメントの摂取歴などを調査するよう県に依頼した。保健所が家族への聞き取りなどで調べる方針。県は年齢や性別、居住地などについて「個人情報にあたる」として明らかにしていない。

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