日米高校レスリング、10年ぶり三重開催 県勢7校交流戦 土性さん講評も

【三重県と米国・オレゴン州の高校生が出場した日米親善高校レスリング交流会=松阪市殿町の松阪工業高校で】

 日米親善高校レスリング交流会三重大会が2日、松阪市殿町の松阪工業高校で開かれた。県選抜と米国・オレゴン州選抜の高校生らが階級別の15試合に臨み、対戦成績は県選抜が2勝、米国選抜が13勝だった。

 毎年全国6ブロックの持ち回りで開かれ日米双方が選手を派遣している。約10年ぶりの県内開催に、本県からは松阪工、久居、鳥羽、伊勢工、いなべ総合学園、四日市四郷、朝明の7校から14選手が参加した。試合後は松阪市職員で女子69キロ級のリオ五輪金メダリストの土性沙羅さんの講評もあった。

 74キロ級で判定勝ちしたいなべ総合学園高校2年山崎魁良選手は6月のU17アジア選手権(ヨルダン)にも出場。「(米国の選手は)パワーがあったが普段練習しているタックルから得点出来た。インターハイで最低限メダルを目指しており良い経験になった」と話した。

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