ハート、アン・ウィルソンが予防化学療法を受けるため、年内の公演全てを延期

ハートは、6~7月に予定していたヨーロッパ・ツアーを中止したのに続き、その後、北米で行うはずだった年内の公演全てを延期すると発表した。

ヨーロッパ・ツアーに関しては、5月、ヴォーカリストのアン・ウィルソンが「急を要するが日常的な医療処置を受ける」ため、開催できなくなったと説明されていた。そして、その過程において、取り除いたものが癌性であることが発覚し、アンは予防化学療法を受ける決断を下したという。

アンは火曜日(7月2日)、「最近、あるものを切除する手術を受けたところ、それが癌性であることがわかりました。手術は成功し、調子はいいですが、医師たちから予防化学療法を勧められ、私は受けることを決めました。それにより、完治するためには年内のライヴ活動は避けるよう、医師から指示されました」との声明を出した。

2025年の復帰を計画しているといい、「皆さんからの支援に感謝しています。これは単なる中断です。私には歌うべきものがまだまだあります」と綴っている。

病名等は明かしておらず、アン本人は、この件に関しさらなる声明を出すつもりはないという。

ツアーの新日程は今後、告知される

Ako Suzuki

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