伊賀市議を殴り監禁 強盗致傷などの罪に問われた21歳男 懲役7年の判決

伊賀市議会議員の男性が暴行を受けて車に監禁され、現金などを奪われた事件で、強盗致傷や監禁などの罪に問われていた男に対し、津地方裁判所は2日、懲役7年の実刑判決を言い渡しました。

強盗致傷と監禁などの罪に問われていたのは、住居不定・無職の福田竜雅被告(21)です。

起訴状などによりますと福田被告は去年9月、知人の男3人と共謀し、伊賀市議会議員の男性の顔面などを殴り、現金15万円とキャッシュカードを奪った他、キャッシュカードを使って滋賀県内のコンビニエンスストアで現金40万円を引き出したとされています。

2日、津地方裁判所で開かれた裁判員裁判で、西前征志裁判長は「福田被告のみが事件を主導したとまでは認められない一方、不可欠で重要な役割を担ったと認められ、負うべき責任は大きい」として、懲役7年の実刑判決を言い渡しました。

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