「ポケふた」写真ゲットだぜ! ポケモンと雲仙ならではの絵柄 温泉街に設置

「ポケふた」と一緒に写真に納まる児童=雲仙市役所

 「ポケふた」の写真、ゲットだぜ-。長崎県雲仙市は、ゲームやアニメで人気の「ポケットモンスター」のキャラクターと雲仙ならではの絵柄が描かれたマンホールのふた「ポケふた」を、同市吾妻町の市役所本庁1階玄関に展示している。今月中旬ころ、雲仙温泉街の「極楽公園」に設置。8月中旬までは市役所にレプリカを置く。
 ポケットモンスターなどのプロデュースを手がけるポケモン(東京都)と県が、本県の魅力を発信する連携事業の一環。第1弾として、「ながさき未来応援ポケモン」に就任したキャラクター「デンリュウ」と地域の魅力が描かれたカラフルなポケふたを、雲仙市など5市町に配布している。2026年度までに全21市町に設置予定。
 同市のポケふたは赤が基調。ポケモンの「バクーダ」「コータス」のほか、紅葉やロープウエーなどが描かれている。本庁1階で平日午前8時半から午後5時15分まで展示。先着200人にデンリュウの紙製サンバイザーを配っている。
 初日の1日は親子連れをはじめ、孫に写真をせがまれた祖父母も訪れた。夕方、サンバイザーを身に付けて写真に納まった市立大塚小3年の栗﨑晴翔さん(8)は「色やデザインがかっこいい。『うんぜん』の文字が入っていてうれしい」と話した。

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