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経営課題を抱える群馬県内中小企業と、起業を目指す優秀な若者をマッチングする県の新規事業「ぐんまネクストジェネレーター」のキックオフミーティングが2日、県庁32階の官民共創スペース「ネツゲン」で開かれた。企業経営者を中心にオンラインを含め約70人が参加し、事業への理解を深めた。
同事業は群馬銀行(前橋市)、ぐんま地域共創パートナーズ(同)、VENTURE FOR JAPAN(ベンチャーフォージャパン、VFJ、仙台市)の3者による共同事業体「VENTURE FOR GUNMA(ベンチャーフォーグンマ、VFG)」が手がける。企業と若者の募集を始めた。
同事業を昨年、試験的に取り組んだ東京大発のAIスタートアップ企業、SparkPlus(スパークプラス、東京都)の本田純平社長が「スパークプラスの誕生に群馬でのトライアルが役立ったこと」と題して事例を発表。「従業員全員にヒアリングして、どのような課題があるのか抽出した」と振り返り、生産管理アプリを開発すると感謝されたことを紹介。起業家としての原点になっていると明かした。
VFJの小松洋介代表理事による「ぐんまネクストジェネレーターがもたらす群馬県産業へのインパクト」と題した基調講演もあった。