2024年1月から5月末までの労働災害による岩手県内の死傷者は433人で、去年の同じ時期に比べて2割減少しました。
岩手労働局のまとめによりますと、2024年1月から5月末までの岩手県内全ての業種における労働災害の死傷者は433人で、去年の同じ時期に比べて120人減っていて、冬季の「転倒」が減少したことが要因です。
死亡災害は建設業の4人で去年の同じ時期より2人増えています。
労働災害の状況別では「転倒」が141人と最も多く、次に「墜落・転落」が59人などとなっています。
これから熱中症の発生リスクが高くなる時季を迎えることから、岩手労働局は「職場での熱中症対策の徹底を呼びかけていく」としています。