インドの宗教行事で122人死亡、中国ネット「梨泰院を想起」

インドの宗教行事で発生した転倒事故で122人が死亡したことが、中国でも大きな注目を集めている。

インドの宗教行事で発生した転倒事故で122人が死亡したことが、中国でも大きな注目を集めている。

報道によると、2日午後、北部ウッタルプラデシュ州で行われていたヒンドゥー教の行事で、人が密集する中で折り重なって倒れる事故が起き、これまでに122人の死亡が確認された。行事には2万人を超える人が参加していたということで、犠牲者の数は今後さらに増える可能性があるという。

中国のSNS・微博(ウェイボー)では3日朝から「インド踏みつけ事故で122人死亡」がトレンド入り。ネットユーザーから最も多くの共感を集めたのは「韓国のあの事故を思い出した(泣)」というコメントだった。2022年10月29日に韓国ソウルの繁華街・梨泰院(イテウォン)で発生した雑踏事故では、関連死も含め159人が死亡した。

このほか、「多くの人の無事を祈る」「先日には(インドで)高温で多くの人が亡くなったというのに…今度は踏みつけ事故…」「どうしてこんなことが起きるのか。本当に不思議な国だ」「インドでは毎年こうした事故が起きているように感じる」「サウジアラビアでも同じような事故があった」「大型イベントでは秩序維持のための人員が必要」などのコメントが寄せられている。(翻訳・編集/北田)

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