ペイトリオッツがLBタバイと3年24億円の契約延長に合意

ニューイングランド・ペイトリオッツのジャラニ・タバイ【NFL】

ニューイングランド・ペイトリオッツがラインバッカー(LB)ジャラニ・タバイを長きにわたって確保することになった。

現地2日(火)、ペイトリオッツとタバイが最大2,100万ドル(約33億9,091万円)に上る3年1,500万ドル(約24億2,245万円)の契約延長に合意したと『NFL Network(NFLネットワーク)』のマイク・ガラフォロが情報筋の話をもとに報じている。

第一報を伝えたのは『ESPN』のマイク・ライスだ。

タバイは2023年シーズンに、先発を務めた16試合を含めて17試合に出場し、タックル数(110回)でキャリアハイを更新したほか、インターセプト2回、サック1回を記録するなど、プロとして最高のシーズンを過ごした。27歳のタバイは2022年に延長が実現した契約の最終年を迎え、基本給126万5,000ドル(約2億0,429万円)を受け取ることになっていた。今回の契約により、タバイの契約は2027年シーズン末まで継続されることになる。

2019年ドラフトの2巡目でデトロイト・ライオンズから指名を受けたタバイは、キャリア序盤に苦戦を強いられ、最初の2シーズンで合わせて16試合に先発したものの、2021年シーズンが始まる前にライオンズから放出された。その後、タバイはペイトリオッツ――ライオンズから解雇された後に古巣の職場に戻ったマット・パトリシアもいた――の練習生になり、すぐにロースターに昇格。そこから、フォックスボロでより多くの役割を担うようになり、生産性も上げていった。

タバイの契約延長は、ランニングバック(RB)ラモンドレ・スティーブンソンやセンター(C)デービッド・アンドリュース、オフェンシブタックル(OT)マイク・オンウェヌ、LBジョシュ・ウチェ、ディフェンシブタックル(DT)クリスチャン・バーモア、セーフティ(S)カイ・ダガー、タイトエンド(TE)ハンター・ヘンリーなど、チーム内の主力選手を引きとめているペイトリオッツの今オフシーズンの傾向に沿ったものだ。

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