大谷翔平が第1打席でレフトへ二塁打 アウトと勘違い?止まりかけるもあわてて二塁へ その後、先制生還 「ジャパン・ナイト」いきなり盛り上げる

 ドジャース・大谷

 「ドジャース-ダイヤモンドバックス」(2日、ロサンゼルス)

 ドジャースの大谷翔平選手が「1番・指名打者」で出場。初回の第1打席でレフトへの二塁打を放った。やや詰まった打球がレフトへ上がり、左翼手が懸命に追ったが、左に切れていく打球に届かず、捕球できなかった。大谷は一塁を回った後、アウトと勘違いしたのか止まりかけていたが、あわてて二塁へと向かった。

 大谷はこの試合まで82試合に出場し、5部門(打率・316、26本塁打、67得点、長打率・635、OPS1.034)でナ・リーグ1位をマーク。62打点はトップと6差の3位で、三冠王を狙える位置につけている。

 休養日明け、6月22日以来、10日ぶりのホームゲーム。この日は球団恒例イベント「ジャパン・ヘリテージ・ナイト」が開催され、試合前にはギタリストのMIYAVIやDJ Crew、モデルとしても活躍する歌手のアンナ・アヤ、地元の和太鼓グループがパフォーマンスを披露する。「日本」が主役の日に大谷がいきなり盛り上げた。

 その後、4番テオスカー・ヘルナンデスの適時打で生還した。

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