「自分たちの思い出を作ろうとしている」1G1Aのガクポは戦いぶりに手応え! 指揮官からは賛辞「信じられないほど重要な存在」「特別な資質を持っている」【EURO】

オランダ代表は現地時間7月2日、ドイツで開催されているEURO2024のラウンド16でルーマニア代表と対戦。3-0で快勝し、ベスト8に駒を進めた。

オランダは20分に先制に成功する。左サイドでボールを受けたコディ・ガクポがカットインから右足でニアを撃ち抜いた。

さらに83分には、ガクポの折り返しをドニエル・マレンが押し込んで追加点を奪うと、後半アディショナルタイムにも、カウンターからマレンがドリブルで持ち込んでダメ押し弾を挙げた。

UEFAの公式サイトによると、1ゴール・1アシストの活躍を見せたガクポは、こう試合を振り返った。

【動画】ニアを撃ち抜いたガクポの先制弾!
「全体的に良いゲームだった。相手が強敵だと分かっていたので、戦う準備はできていた。スタジアムのファンは素晴らしく、それが助けになったよ。ゴールを決める必要があったし、それができて良かった。僕たちは今、自分たちの思い出を作ろうとしている」

自身の先制弾については「理学療法士が、僕が最初のゴールを決めるだろうと言っていた。だから、(ゴールセレブレーションの時に)彼に向かって走ったんだ」と述べた。

また、この25歳のアタッカーをロナルド・クーマン監督は、「彼はまたしても信じられないほど重要な存在だった。フィジカル的に強く、スピードがあり、特別な資質を持っている」と絶賛している。

ここまで4試合で3ゴール・1アシストと絶好調のガクポ。6日に行なわれる準々決勝のトルコ戦でもハイパフォーマンスを見せられるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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