カズレーザー キムチが夏風邪に効くスーパーフード? 就寝前に食べるだけで夏の寝苦しさも改善 意外な健康効果とは

カズレーザーがMCを務める『カズレーザーと学ぶ。』が2日に放送された。今回は『ウマ辛グルメ1週間で肉体大改造SP』ということで、マヂカルラブリー・村上と妻・いとくとら(読み:いくら)が、ウマ辛な料理で健康な体を手に入れるべく奮闘した。

唐辛子に含まれるカプサイシンなどの効果で、辛い食べ物を食べるとことで、からだの代謝が向上し、脂肪燃焼効果も高まる。辛味は素材のうまみを感じやすくし、また食事の満足度も高めてくれるため、塩分を少なくし、余計な水分やカロリーを摂取することも防止できるなど、さまざまなうれしい効果を人の体に与えてくれる。今回、村上夫婦にそんな辛味レシピを提案したのは、本番組ではおなじみ、広島大学医学部の堤理恵先生だ。

広島大学医学部 堤理恵先生

堤氏が今回提案したメニューはバラエティー豊か。冷製アラビアータやトルティーヤ、タラの南蛮漬けなど、世界各地のウマ辛が堪能できるラインナップとなっていた。鷹(たか)の爪やショウガなど、さまざまな辛味を引き出す食材も使われる中で、夏風邪の予防に効果的と紹介された食材が、キムチだ。

韓国の定番料理、スンドゥブチゲを作る際に欠かせない食材だが、キムチにもカプサイシンが多く含まれる。唐辛子などに含まれるカプサイシンには発汗作用があり、体温を下げ、寝付きをよくする効果がある。さらにキムチにはGABAというアミノ酸も含まれており、副交感神経を優位にして興奮を抑え、ストレスを和らげる働きがある。そのため何かと寝苦しい夏でも、キムチを食べることで熟睡効果を得られやすくなるのだという。就寝の3時間前までに夕食でキムチを食べることで、より効果があるといい、この夏にうってつけのウマ辛食材として紹介された。

キムチをはじめとした食材に含まれるカプサイシンには、からだの免疫力を高める効果もあり、最新研究で免疫細胞のマクロファージを活性化する効果があると判明しているのだそう。キムチに限らず、辛い食べ物は体調を崩しやすい夏にぴったりだ。しかし堤氏によると、過剰な食べすぎは逆に体の調子を崩すことにもつながるのだそう。カズレーザーも「今回、健康的な食事に+カプサイシン(が良いことがわかった)。唐辛子だけ食べれば大丈夫、じゃないことを理解しつつ、うまく利用できたらすごいいいな」と注意を呼びかけつつ番組を総括した。

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写真提供:(C)日テレ

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